定年退職後

妻・子供への贈与

妻・子供への贈与って考えた事ありますか?

オウザ
オウザ

子供が成人し働き始めたため教育費を含めた出費が一段落したと思っていました。
しかし最近は妻と子供への贈与についての話題が多くなりました。
家の銀行口座は私の名義になっているので毎年110万円を妻名義の口座にシフトし子供にも毎年贈与を考えていました。

ところが最近になって子供が家を購入する場合には1000万円まで贈与税が控除されるということを知りました

これは親が子供に家の購入資金として贈与する場合、贈与税がかからない範囲が通常よりも大きく設定されている制度です。
この制度を利用すれば、子供に大きな金額を贈与しても税負担を軽減できます。

例えば、1000万円までの贈与税控除を利用しない場合、年間110万円を超える贈与には贈与税が課されます。
しかし子供が住宅購入のためにこの控除を利用することで1000万円まで非課税で贈与できるわけです。
ただし、実際に1000万円を一度に贈与するのは現実的でないため、3人の子供に均等に贈与を考えると、それぞれに一定の金額を分ける必要があります。
この場合、例えば子供一人あたり300万円ずつ贈与することになりますがこれでも合計900万円となり、かなりの資金が必要です。

そのため、老後の資産形成について再検討する必要が出てきました。子供たちにいくら贈与するかを決めるためには、以下のような詳細な計算と検討が必要です

1.現在の資産状況の把握

家計の総資産、収入、支出、貯蓄額を確認する。

2.老後の生活費の試算

年金収入やその他の収入源、老後の生活費(医療費、日常生活費など)を考慮して、どれだけの資金が必要かを試算する。

3.贈与額の決定

子供に贈与する金額を決定するために、どれだけの資産を老後のために確保しておく必要があるかを計算する。

4.贈与の計画

贈与するタイミングや方法を計画し、税金や法律の面から最も有利な方法を選択する。

このような詳細な検討を通じて、子供への贈与額を決定し、老後の資産形成に影響がないように計画を立てる必要があります。最終的には、子供への贈与額をいくらにするか、具体的な金額を算出し、それを基にして計画を進めることが重要です。

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