
こんにちは、今回はFIRE(経済的自由と早期退職)を達成したお二人、ひろさんとジギゴロさんをお招きして、「SNSとの向き合い方の変化」というテーマでお話を伺いました。
私自身、退職後半年でXを始め、10ヶ月後に満額達成。そして昨年9月からひろさん、ジギゴロさんと一緒にYouTubeを開始し、現在チャンネル登録者数は650名に成長しています。今回は、FIRE生活におけるSNSの影響や活用法、そしてその変化について深掘りします。
SNSがFIRE生活に与える影響とは?
FIREを達成した人にとって、SNSは欠かせないツールです。ひろさんもジギゴロさんも「SNSがなかったら正直厳しい」と口を揃えます。それでは、具体的にどのようにSNSを活用し、その向き合い方がどう変わってきたのか、まずはXを中心に伺いました。
ひろさんの場合:ブログ宣伝からFIREのリアル発信へ
ひろさんはサイドFIREを達成した1年半前にブログをスタート。しかし、当初は「1日2人しか読んでくれない。その2人は自分じゃないか」という状況だったそうです。そこでブログの宣伝のためにXを始めました。
当初はオンライン英会話をテーマにしたブログを展開。経験を活かし、「オンライン英会話で転職に成功し、給料が上がった」という実体験を発信し、アフィリエイト収入を目指しました。しかし、競合が多く、フォロワーも少なかったため、思うように成果は出ませんでした。
転機は退職後1ヶ月ほど経った頃。「経済価値を意識しよう」と考え、4人家族で5500万円の資産でFIREしたリアルな生活を発信する方針にシフト。これが現在の「サイドFIREのリアル」というブログとXアカウントの軸になっています。この変化で「いいね」やリプライが劇的に増え、フォロワー数は1万人を突破。ターゲットはFIREを目指す30代〜40代で、彼らに響く具体的な体験談が支持を集めています。
Xの使い方の変化
- 初期(フォロワー1万人まで)
1日半日をXに費やすことも。資料作成や発信に時間をかけていました。 - 現在
フォロワー1万人を超えた後は「疲れた」と感じ、マイペースにシフト。- 毎日1回のマイ投稿(FIREのリアルやYouTube宣伝)を基本に。
- 外出中に思いついたら発信する程度で、時間はほぼかけない。
- 「風邪引いた」などの雑談は排除し、FIRE関連の統一感を重視。
ひろさんは「FIREのリアルを伝えることが読者にとって価値になる」と意識し、カフェでの一コマにも「FIREするとこんな生活が待ってるよ」と付け加える工夫をしています。
ジギゴロさんの場合:情報収集・発信・交流の3本柱
ジギゴロさんは2023年11月、会社員時代にXをスタート。退職を決意したタイミングで発信活動を始めました。目的は「情報収集」「発信」「交流」の3つで、現在もこの軸は変わっていません。
予想外の交流の盛況
当初は「フォロワーが増えないと交流は難しい」と考えていましたが、Xを始めて驚いたのは「発信初期から交流が盛んだったこと」。100フォロワー程度でも、自分からリプライを送ることでインフルエンサーとも繋がれ、1年後には「把握しきれないほど交流が増えた」と感じています。特に株・投資・FIRE系の界隈は「変な人が少なく、素晴らしい人ばかり」と高評価。Xのアルゴリズムも良い人を引き寄せてくれるようです。
発信のきっかけと継続のコツ
ジギゴロさんが発信を始めた理由は、自分の生き方を知りたかったから。「FIREって実際どうなの?」を知るため、似た境遇の人を探しにXへ。そこで「自分と同じ環境の人が少ない」と気づき、「自分の経験が誰かの役に立つかも」と発信をスタート。毎日必ずポストすることを心がけ、生存確認のように継続しています。ネタは日常から自然に生まれ、Xのアルゴリズムにも有利に働く実感があるそう。
YouTubeとの向き合い方の変化
次に、昨年9月から3人で始めたYouTubeコラボについて。開始から半年足らずですが、向き合い方に変化はあったのでしょうか?
ひろさんのYouTube:循環の楽しさ
ひろさんは当初、毎日配信を2ヶ月続けましたが、「無理なく続けられるリズム」を模索し、現在は週5回の対談配信に落ち着きました。30分の収録を1〜2時間で編集・投稿する効率的なスタイルに。YouTubeの魅力は「人と繋がりながら作品を作り、フィードバックを得られる循環」。FIRE達成者や目指す人との対話が心地よく、「ずっと続けたい」と感じています。
ジギゴロさんのYouTube:ネタの溢れと幸せ
ジギゴロさんは2023年11月にYouTubeを始め、2本投稿後に会社員生活の忙しさで中断。しかし、ひろさんと私とのコラボで再開し、現在は「ネタが溢れて困る」状態に。スペースの対談や妻との会話、新企画までアイデアが尽きず、「やりたいことが増える幸せ」を実感しています。
私の場合:記録としてのYouTube
私にとってYouTubeは「自分の記録」の意味合いも大きいです。家族や知り合いに本音を話す機会は少ないですが、この対談で「61歳の私はこう思っていた」「65歳での気持ち」を残せます。将来、子供や自分が振り返って楽しめる資産になると信じています。
まとめ:SNSはFIRE生活の強力な味方
ひろさん、ジギさん、私の3人とも、SNSとの向き合い方は時間と共に変化しました。Xは情報発信と交流の場として、YouTubeはリアルな記録と循環の楽しさを提供。FIREを目指す方にとって、SNSは夢の実現を後押しするツールです。ぜひチャンネル登録して、私たちの発信をチェックしてください!